クリニックからのお知らせ

■★ぽっかりおなかを解消する★ ?
太っていなくてもおなかだけはぽっこりしている。
食事制限して減量しても腹は全くやせない。そんな人は、試しに腹式呼吸をしてみてほしい。
腹部がぺちゃんこにへこむまで、息を吐くことができるだろうか。
おなかがぺちゃんこになるまで息を吐き切るには、おなか周りにの筋肉がしっかり
働く必要がある。深呼吸する、歌う、泳ぐといった、横隔膜が大きく上下する
活動をほとんどしていない人は、助骨の間の筋肉や、腹部と腰部の周りを腹巻きのようにぐるりと
取り囲む腹筋群を、あまり有効に使えていない。安静時の呼吸で使われるのはほとんどが
吸気のための筋肉で、吐くときも吸気に使う筋肉が緩んで自然に空気が排出されるだけ。
腹筋は収縮しない。腹部周りの筋肉を日ごろから意識して動かしていないと、
腹筋は怠けたまま次第に収縮しにくくなって緩み、内臓を支えられなくなっておなかが
ぽっこりとしてしまう。運動などで酸素をたくさん消費するとき体内では炭酸ガスや乳酸が
たくさん発生する。それを体の外に吐き出すときに最も働く筋肉がおなかの筋肉。
だから、息を目いっぱい吐いて腹をへこませる腹式呼吸は、緩んだ腹筋群が原因の
ぽっこりおなかを引き締めるのに役立つ。息を吐いたときに腹がへこまなかった人は、
胸や背中、脇腹の筋肉の動きも鈍って、胸郭と横隔膜の動きが妨げられている可能性がある。
ぽっこりおなか解消のためのストレッチで、腹式呼吸をしながら、呼吸にかかわる筋肉をほぐそう。
斜めスライド呼吸では脇の筋肉、三角ひねり呼吸では背骨の周りの筋肉が、
それぞれ伸びるのを感じながら息を吐こう。コツは、ゆっくりと鼻から息を深く吸い、
口笛を吹くように細く長く吐くこと。時間をかけて息を吐くことで
普段、意識しにくい体の奥にある筋肉までしっかり動く
やってみると、背骨の周りや胸部と腹部の筋肉が、斜めに引き伸ばされたり、
縮んだりするのがわかる。
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