クリニックからのお知らせ

■★人間ドック★

長い航海を終えた船が港に戻り、修理が必要かどうか総点検する場所をドックといいます。
これにならって、医療施設で健康状態を様々な検査でチェックすることを「人間ドック」と
呼ぶようになりました。1938年に国会議員が東京大学病院に健康検査のため入院しました。
これが人間ドックの始まりといわれます。東京第一病院(現・国立国際医療研究センター)
が54年に実施した入院形式の検査を指して人間ドックと呼ばれたといいます。
その後、高度成長が進むにつれ急速に全国に広がっていきました。
学校や職場で実施される健康診断と違うのは、検査項目が多岐にわたる上に、医師が直接面談して
結果を説明し、生活指導する点です。労働安全衛生法や学校保健法などで義務づけられた
法廷健康は無料ですがですが、人間ドックは勤め先の企業から補助が出る場合を除くと、
全額を自己負担するのが原則となります。検査項目によって定められた診療報酬に従って
費用が決まります。1泊2日か日帰りかなどで費用は決まりますが、日帰りで3万〜5万程度、
1泊2日で6万〜8万ほどです。施設数が増えるに従い、質が問われるようになってきました。
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