クリニックからのお知らせ

■★高齢者の肉食で骨折貧血を予防★ ?
では、どれくらいの量を食べればよいのか。1日に100グラムが目安となる。
最低でも、朝食、昼食、夕食のどこかで食べるようにしてほしい。
厚生労働省は大人が1日に摂取するたんぱく質の目安を60グラム、女性同50グラムに設定している。
肉100グラムだととりすぎのような気がするが、たんぱく質の量はその2〜3割ほど。
高齢者は吸収効率が落ちており、食べ過ぎには気にしなくて良いという。
高齢者はかむ力が落ちており、弾力のあるステーキやとんかつは食べにくい。
ひき肉や薄く切った肉を使えば、加熱調理しても硬くなりにくく食べやすくなる。
長く煮込めば柔らかかくなるので、シチューなどのメニューを選ぶのも手だ。
肉の繊維を包丁で細かく切ることも大切だ。「脂っぽさがいやだ」という人には、
焼き鳥や焼き肉などの網焼き料理がお勧めだ。調理の過程で脂が落ちる。
レモンやゆず、ポン酢などと一緒に食べるとさっぱりして食べやすくなる。
一人暮らしだと食事をつくるのが面倒で弁当などで、済ますという人も多い。
仲間が集まって一緒に、食材の買い物や料理をすると、食が進みやすいという。
楽しく量を食べるために会食の機会を増やすことも大切だ。
Topページに戻る