クリニックからのお知らせ

■★熱中症予防★ ?
年齢では高齢者は感覚が鈍くなっているので、不快感が自分ではわからない人もいる。
高い温度は熱中症の原因の一つで、夏に野外で運動などをすると簡単に上がる。
不快感がなくても体温を下げる必要がある。高齢者は発汗機能が落ちて体温が下がりにくいので、
野外から帰ってきたときはエアコンをいったん低めに設定する方法もあるという。
体の一部だけを冷やす場合、35度の環境での実験によると、首の後ろを冷やすのが最も効果的だ。
首の血管を通る血液が冷やされ、体温を下げる効果があるうえ、体感温度も下がる。
氷を直接当てると冷やしすぎなので、アイスバッグや、氷をビニール袋に入れタオルなどで
包んだものを使うとよい。一方、要注意な部位は背中。刺激が強すぎ、脳が勘違いして
実際よりも冷たいと感じ、体温調節がうまくいかないという。また、涼しい感覚を与える
スプレーは体温をあまり下げないため、ケースに応じてうまく使うとよいそうだ。
例えば、暑い屋外から戻ってきたときなどに、本来は暑くないはずの設定28度でも不快に感じる場合などが向いている。
気温が35度ならみんな気をつけるが、30度ぐらいだけとけっこう油断しがちと注意を促す。
同じ温度でも湿度によって体への影響は違ってくる。予報は先々に外出などの予定があるときの
参考にもなる。その日の危険度に応じて準備や体調を整えておくきっかけにしてほしい。
また、市場には熱中症の危険度がわかる温度・湿度計がいろいろと登場している。
自分の感覚だけが分からない正確な把握にはこうした製品を使う手もある。
Topページに戻る