クリニックからのお知らせ

■★足のむくみ★
仕事を終えて室内履きから靴に履きかえられたら足が入らないそんな経験はありませんか。
足のむくみをなんとかしたい。20代〜30代女性の約7割が足首から足先のむくみを感じているという。
ふくらんだ足の甲や指の形状が似ていることから、通称クリームパン足。これを自覚する人はむくみに加えて、
冷えやたるみ、靴選びにも悩みを抱えていることが、同じ調査でわかった。
クリームパン足は足の指を動かす筋肉と関係が深い。主に足の裏にある12種類の筋肉のことで、
これが衰えると余分な水分を回収して運びだすポンプ機能が十分に働かなくなり、
むくみが生じるというわけだ。当てはまる人は、固有筋を鍛えよう。まずは足の指を開くストレッチで、
固有筋をほぐす。自力で指が開かなければ、スポンジやタオル地でできた市販の足指を開くパッドや、
5本指の靴下もある。鍛え方としては、足指でじゃんけんのグー、チョキ、パーを5回ほど繰り返したり、
タオルの上に立って指でたぐり寄せたりするといい。血行がよくなり、むくみ、
冷えが改善するだけでなく、寝る前のトレーニングを勧める。足の固有筋には土踏まずノカーブ(アーチ構造)
を保つという重要な役割がある。地面から受ける衝撃を吸収し、全身の姿勢を支え、歩くときの推進力を生む。
アーチが崩れると姿勢が乱れ、肩こりや腰の痛みにつながる。リハビリ現場に立つうちに全身の健康のカギは
体の重心をしっかり支える健康な足だと考えるようになった。
足指にしっかり力が入れられれば歩きが安定する。一方では体の重心を支える腹横筋を鍛えて、
足に負担をかけずに歩くことも重要だと説く。壁に向かって立ち、手を壁につけて少しつま先立ちに。
振り返るように左右それぞれに頭を向けて10秒ほど体をひねる。これを続けるだけで、
歩くときの意識が変わっていい歩き方ができるはずです。
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