クリニックからのお知らせ

■★減塩でもおいしく食べるには★ ?
食塩の取りすぎは高血圧などのリスクにつながるので、普段から塩分の摂取量を
少なくするのがよい。毎日の生活でどう減塩をすすめるか。塩分を減らしても
おいしく食べるにはどうすればよいか。日本人はしょうゆやみそなど塩分が多い
調味料を使うため、成人1日当たりの平均摂取量は約11グラムと先進国では際立って多い。
塩分の取りすぎは高血圧につながりやすい。体内の塩分量を調整するために血流が増えて高血圧になり、
動脈硬化、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険性がある。厚生労働省は、1日あたりの食塩摂取量を
男性で9グラム未満、女性で7.5?未満にする目標値を定めている。
血圧が正常範囲でも高値圏の予備軍と、高血圧の人を合わせると5千万人にもなる。
予防と治療のために減塩すべき人は多い。減塩のために、まず日常的に食べられるものに含まれる
塩分量を把握しよう。食品にはナトリウム(Na)量が明記されていることが多いが、
これを食塩の量ととらえるのは間違い。ある野菜ジュース(200ml)のナトリウムは
約70??なので食塩相当量は約0.2?だ。加工食品は塩分が多く食パン1枚で0.8?、
即席めんは1食で5?のものもある。外食はさらに塩分量が多い。天ぷらそばは1杯で約6?で、
男性の1日の目標値の3分の2を1食で摂取することになる。汁は残すなど摂取量を
抑える努力が必要だ。家庭では調味料を毎回計量スプーンで量る習慣を身につけよう。薄口しょうゆは
濃口より色みは薄いが塩分量はやや多い。調味料を目分量で入れずにきちんと測れば、
塩分過多になるリスクを防げる。次に食材の選び方。味付けが薄い分、食材そのものの
味が仕上がりを左右するので、旬の食材を選ぶなど新鮮なものを取りれる。
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