クリニックからのお知らせ

■★毎日できるロコモ対策★ ?
このうち一つでも当てはまればロコモ病の疑いがある。これらは高齢者向けの設定だが、
片足立ちの靴下はきなど、バランスを崩してふらつくようになったら、
若い人でも要注意と警鐘を鳴らす。運動の継続でかなり予防でき、若い人ほど今から長く継続できる
運動に取り組んでほしい。毎日の生活で工夫や努力を重ねて、骨や関節を支える筋肉を鍛えればよい。
たとえば都会で働く会社員なら、起床時に体の筋を伸ばすストレッチをやってみる。
歩くことは重要。目線を20?ほど先に置き、背筋を伸ばしては自然に大きく振り、
しっかり地面を蹴って歩く。毎日30分が目安だ。通勤電車ではできるだけ座らず、
エスカレーターは使わずに階段を利用する。3週間やるだけで足腰の強さはだいぶ変わってくる。
職場で椅子に座り続ける時は背筋を伸ばして浅く腰掛ける。机の下で片足ずつ足と床が平行に
なるぐらいまでゆっくり膝を伸ばす運動なら、仕事中でも気づかれずにできる。
両手を後頭部で組んで上体をひねったり横に倒したりして上半身の筋肉を伸ばすのも効果的。
片足の膝を押し上げようとしながら両手でそれを抑えたり、同様に膝の開閉を手で押さえて
押し合うように力を入れたりするのも筋肉のトレーニングになる。
座りっぱなしは1時間が限度。同じ姿勢をとり続けると筋肉が固くなって血流が滞り、老化を早める。
用事を済ませる時や人に呼ばれた時は、こまめに立つことを心がける。家でキッチンに立つときなどには、
つま先立ちや片足上げを繰り返そう。浴槽内では、水中でバタ足をしたり、手のひらを開いて拍手をするように
両手を合わせたり開いたりすると、筋肉を刺激できる。
簡単に足腰を鍛えるにはスクワットが効果的だ。体を立てて腰を曲げず、膝が前に出過ぎないよう
注意しながらも太ももを床と平行になるまで下げるのがポイントだ。
Topページに戻る