クリニックからのお知らせ

■★かかりつけ医をもとう★ ?
大病院に患者が集中して、待ち時間が長くなる、救急患者の受け入れが困難になる
などの問題を受けて、国や地方自治体はかかりつけ医を中心とした医療連携制度を
提唱していた。患者はまず診療所(クリニックなど)の
かかりつけ医の診断を受け、病状に応じて適切な病院を紹介してもらう仕組みだ。
普段から患者と医師が良好なコミュニケーションを持つことが医療の質を高める。
たとえば胸部に痛みがある場合、食道炎、狭心症、心筋梗塞など様々な病気の可能性がある。
かかりつけ医は患者の体を熟知しているので、どの診療科の検査が必要なのかを指示できる。
心筋梗塞や脳梗塞などの急性疾患で命を落とす人を減らすためにも重要な役割を果たす。
メタボリックシンドロームなど生活習慣病の対策は、かかりつけ医の最も重要な役割だ。
最近の疫学研究では、糖尿病、高血圧などの発症は20~30代の生活習慣が
大きく影響することが明らかになっている。また体質によって発症リスクや治療開始の
時期も異なる。かかりつけ医は患者の体の変化を長年見続けて、適切な時期の精密検査や、
体質にあった生活改善法を提案できる。かかりつけ医は正式な知名度ではない。
しかし、様々な病気を診断できる能力を持ち、患者が置かれた社会環境を把握しながら、
健康作りを提案できる。各診療所の専門医の期待も大きい。例えばかかりつけ医と精神科医が
連携して自殺者を抑制する試みが始まっている。内科などで眠れなく体がだるいといった
症状を訴える患者に、かかりつけ医が精神科を紹介する。
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