クリニックからのお知らせ

■★睡眠障害★


寝つきが悪い・夜中に何度も起きる・起きたときによく眠れたと思えない、
かくれ不眠には、こうした自覚症状があるという。眠れないことは非常につらい。
世の中にはさまざまな睡眠障害が存在する。日本では5人に1人、約2000万人が
何らかの睡眠障害に悩んでいるといわれている。眠くなってから床に就く、
就寝時間にこだわりすぎない。眠ろうとする意気込みがかえって頭をさえさせ、
寝つきを悪くしてしまうらしい。睡眠時の激しいいびき、むずむず感は要注意。
睡眠中に激しいいびきをかくことなどは睡眠時無呼吸症候群(SAS)の特徴といえる。
無呼吸とは、10秒以上呼吸が止まっている状態を指す。無呼吸が1時間に5回以上、
また1晩の睡眠中に30回以上続くと、SASと診断される。肥満の人に多く見られる病気で、
心疾患や糖尿病、高血圧などの兆候であるとも多い。全人口の4%ほどの人がSASにかかっており、
その数は200万人という推計もある。足のぴくつきは、むずむず症候群の典型的な症状だ。
原因は不明な部分が多く、日本人の2〜3%はこの症状に悩んでいるといわれる。
夕方から夜の寝るころに、足を動かさずにはいられない異常な感覚でが現れる。
足に電気が走ったような刺激があるほか体が火照ったようになるという。
睡眠障害には、眠れなくなる不眠型のほかに、昼間にやたら眠くなったり、どれだけ寝ても
眠くて仕方がなくなったりする過眠症もある。過眠症はうつ病などが引き金になることが多い。
これも肥満の人がなりやすいといわれている。現代人はただでさえ睡眠時間が減っているのに、
睡眠は軽視しがちだ。しかし、睡眠は健康を維持するうえで非常に重要な要素である。
決して眠れない眠りすぎを軽く見てはいけない。
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