クリニックからのお知らせ

■★長引くせき★ ?
長引くせきで、多いのは「せきぜんそく」だ。
もともと花粉症などのアレルギーのある人が風邪や気温の変化などをきっかけに発症する。
気道のアレルギー反応で気管支が狭くなり、それが刺激になってせきがでるという。
放置すると3割がぜんそくに移行するという。副交感神経の活動が高まる深夜から
早朝に悪化する人は要注意だ。狭くなった気管支を広げるには吸い込むタイプの気管支拡張剤が有効だ。
最近では、食生活の欧米化で、胃液が食道に逆流してくる病気によるせきも増えているという。
せきが食後に悪化したり、胸焼けがしたりする。脂っぽい食事を好んだり、太り気味の人が多い。
胃酸を抑える薬を使うと症状が改善する。カフェインやアルコールなどの刺激物を
控えるなど食生活や、肥満も改善も必要だ。また、せきが出る場合、まれだが、がんや肺炎
結核など危険な病気が潜んでいる場合もある。高熱が出たり、血の混じったたんがでたり、
呼吸が苦しくなったりして、せき以外にもひどい症状が出る。気になったら、病院の呼吸器科や
アレルギー科で一度、相談してみよう。
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