クリニックからのお知らせ

■★関節や筋肉への衝撃減らすしなやか体操★
年をとると体が硬くなると言われます。体が硬くなると、
どんな不都合が起きるのでしょうか。また予防策はあるのでしょうか。
前屈して手を床につけるなどの動作でわかる体の柔軟性。
こういった柔軟性には生まれながらの体質もあり、若くても硬い人はいます。
体が硬いというだけで生じる支障はほとんどありません。
スポーツの種類にもよりますが、多くのスポーツの上手下手と柔軟性は直接は関係しません。
確かに、背中で両手が結べなくなっても日常生活にとくに支障は出ていない。
狭い意味での柔軟性ではなく、骨や骨との間にある軟骨や靱帯、筋肉といった運動器
全体が強調してしなやかに動くことが大切です。重力の影響を受ける地球では、歩くだけで
多少なりとも体に負担がかかり衝撃を受ける。複数の骨や筋肉などが負担を分かち合うことで、
一つの骨や軟骨にかかる負荷が軽減される。体がしなやかに動かなくなると、衝撃を体全体に
上手に分散することができなくなります。ひざや腰、肩、股関節など負荷のかかりやすい部位に
衝撃が集中してしまい、痛める原因にもなります。骨と骨の間にあって、動きを滑らかにするのに
大切な軟膏は水分を多く防ぐ。しかし加齢に伴い水分含有量が減り、滑りが悪くなる。
骨を支える筋肉量も減ってくる。そういった要因が重なり、体の動きのしなやかさが無くなってくる。
筋肉も靱帯も骨も使わないと減少し変性します。予防策は負荷がかかりすぎないように注意して、
全身の関節や筋肉を1日1回はゆっくり動かし、使うといいでしょう。
関節や筋肉などがバランスよく、強調し合ってしなやかに動くことを目指した体操です。
手足に力は入れますが反動をつけずに、ゆっくりと行ってください。
体操中に息を止めないように。また体操する時間帯は、午後か夜の入浴前後がお薦めだという。
実行すると普段使わない筋肉が動くのが分かる。背中や腰がほぐれた感じがする。
疲労を感じない程度に毎日続けると効果が高まります。体の動きのしなやかさの持続には、
筋力を保つことも重要だ。立って歩いたりという動作がしづらくなる。
ロコモティブシンドローム予防のための体操、とくにスクワットは筋力維持に役立ちます。
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