クリニックからのお知らせ

■★花粉症対策★ ?
本格的な花粉シーズンが近づいてきた。症状は人さまざまで、鼻水、鼻づまり、
目のかゆみなど、最もつらい症状によって治療が異なる。花粉症対策のための生活改善法と
最新医療について専門家に聞いた。花粉症の人にとって今年はつらい年になりそうだ。
今年の花粉症飛散量は東日本を中心に作年のシーズンより多くなりそうだ。
地域によっては昨年の5倍以上になると予想されている。それでも飛散量が記録的に多かった
2011年よりは少ないという。主原因であるスギ花粉は、今年は2月中旬から本格的に飛散し始めると
予想されている。ただ一度強い症状が出ると治りにくいため、専門家は1月中には医師に相談することを勧める。
最近は治療薬の選択肢が増えている。例年起きる症状を医師に詳しく説明して、症状が出る前に適切な
薬を処方してもらえば症状が重くなるのを防げる。例えば、のどや鼻の症状は大きく2つに分かれる。
1つはくしゃみ、さらさらの鼻水、のどのかゆみなど。これらは抗ヒスタミン剤を毎日きちんと飲めば
症状を抑えることができる。これに対して、抗ヒスタミン薬だけでは症状が改善しにくいのが鼻づまり。
夜、息苦しくて眠れないなどつらい症状だ。最近では抗ロイコトリエン剤など鼻づまりに効果の高い薬が
登場している。重症の鼻づまりには鼻噴霧用ステロイド薬が有効。医師の指導の下に従えば
安全性の高いことも分かってきた。花粉症は完全に鼻がつまってしまうと症状が改善するまでに時間がかかる。
重い鼻づまりに毎年悩む人は、早めに医師に処方してもらうことで花粉症シーズン中の生活の質が高まる。
また花粉症の症状で多いのが目のかゆみ。症状の頻度で鼻水に次いで2番目に多いことがわかった。
目がかゆい、ごろごろするといった症状の他、まぶたの皮膚が荒れてかゆいといった場合もある。
眼科で処方されるアレルギー用点眼薬を、花粉が本格的に飛散する前から毎日使用することで軽減できるという。
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