クリニックからのお知らせ

■★腰痛★
近年、腰痛を訴える人の割合は増えています。日本人の約6人1人が腰痛を抱えているといわれています。
腰痛は全人類の8割が一生に一度は経験するといわれるほど身近な症状です。実は原因が明らかな腰痛は
症状を訴える人の15%以下です。残りの人はレントゲンや磁気共鳴画像装置(MRI)などで検査しても、
腰痛を引き起こす明確な原因はわかりません。それでも治療法や対処法はひと昔前に比べて随分進歩しています。
腰痛のタイプは大きく分けて背骨そのものやその周囲の人体や筋肉に原因があるものと、内臓の病気など
背骨以外に原因があるものに分けられます。多くは前者です。背骨は椎骨という骨と椎間板という軟骨が
交互に積み重なって首から腰までを支えています。椎間板はクッションのような役割を果たし、
背骨に動きを与えています。背骨の中でも上半身全体を支え、曲げたりひねったりなど動きも大きい腰には
常に大きな負担がかかっています。椎骨には穴が開いており、大切な神経がその中を通っています。
腰の部分の椎骨(腰椎)や椎間板、その周辺の靱帯と筋肉が体重や動作の負担に耐えられなくなると、
変形やズレなどを生じ、腰の痛みが出てきます。さらに神経を圧迫して手足のしびれ、まひなどの症状が表れます。
腰痛がある時はまず病院などで検査がよいと思われます。

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