クリニックからのお知らせ

■★ピロリ除菌治療胃炎も保険適用★
胃がんなどの原因になる細菌「ヘリコバクター・ピロリ」の感染による胃炎について、除菌治療が、保険適用として
認められる見通しになった。これまでは胃潰瘍など症状が進んだ病気に限られていたが、より早い段階で治療が
受けられるようになり、将来の胃がん予防につながる可能性がある。ヘリコバクター・ピロリは胃の粘膜にいる細菌。
感染者は国内で約3500万人で、50歳以上の7~8割が感染しているとみられる。子どもの頃に感染すると、
成人になっても胃の中で生き続ける。現在、公的医療保険で除菌の対象になる病気は胃潰瘍、十二指腸潰瘍など。
胃炎の除菌は保険の対象外なので自費治療になり、1回数万円の自己負担が必要だ。厚生労働省の専門部会で
治療効果などについて検討され、1月31日の会議で認められた。2月から受けられることが決まった。
胃炎の除菌治療で保険適用が認められるのは、ピロリ菌の除菌剤とその効き目を高めるための補助剤。
ただし、吐いた息で調べる検査などで感染を確認し、内視鏡で炎症が見つかるのが条件となる。
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