クリニックからのお知らせ

■★紫外線対策★ ?
最近は皮膚がんと関係する可能性も指摘されている。UVBに近い短い波長の紫外線がDNAを傷つけ、
皮膚がんを引き起こしやすくしているのかもしれない。UVAの影響は数十年間浴び続けた結果で出てきやすい。
60歳を過ぎてから影響が目立つようになるが、若いころからきちんと対策することが大事だ。
日傘をさしたり、日陰にいたりしても、大気中の微粒子などで散乱した紫外線が横や下から常に入ってきており、要注意だ。
紫外線の影響を防ぐには、PAとSPFの値を状況に応じて正しく選ぶことが大切だ。日焼け止めの効果を高めるには、
塗り方にも気をつけたい。ある程度、厚塗りをしないと効果を発揮しない。ほとんどの人が必要量の半分から3分の1しか
塗っていないという。薄く塗っていないという。薄く塗ったときは、思った以上に効果が低下するので注意が必要だ。
クリームの場合は指に適当な量をとって塗り、すぐに同量ぐらいを重ねるとよい。重ね塗りで量を増やし、
ムラも出にくい。丁寧にぬっても、洋服でこすれたり、汗が流れたりしてとれることも多い。
こまめに塗り直すと効果を保てる。2〜3時間おきに塗るのが目安だ。女性の場合、日焼け止め成分が入った化粧品を使うなど
日常的なスキンケアに盛り込むとよい。SPFやPAの数値が高いから肌に悪いと考える必要はない。
男性は無頓着な人が多いが、皮膚がん予防の意味でも取りくみたい。保湿剤に日焼け止め成分がはいったものを使うと、
習慣にしやすいのでは。最近の日焼け止めはクリームの他にも、乳液やジェル、スプレーなどの様々なタイプが登場している。
べとつかずに塗りやすく、白くなりにくいように工夫している。使い心地の良いものを携帯する習慣をつけよう。
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