クリニックからのお知らせ

■★動物からうつる病気を防ぐには★ ?

ふんの処理も重要、ペッとのフンを取る時は必ずビニール袋などを使用する。
紙だけでは手指がおせんされる可能性がある。ペットが屋外でダニやノミにかまれることもある。
ダニ・ノミ駆除薬をつける。室内に入れるときにはダニなどがいないか十分にチェックし、清潔なタオルで吹いたり、
ブラッシングしたりする。特に自由に猫を外で遊ばせている場合は注意が必要だ。一方、アウトドアレジャーなど屋外では
ダニ、カ、ノミ、などにかまれないようにする。長袖、長ズボンで肌を隠し、虫よけ剤をといい。白っぽい服はダニなどが
ついたときにわかりやすい。不用意にやぶには入らない方がよい。皮や湖の水には野生動物のふん尿が流れ込み
病原体が含まれることがあるので飲まない。死骸やふんにも近づかないのがよい。帰宅後は自分の家族の体をよく観察し
ダニがついていたら速やかに取り除く。皮膚に付着したダニを無理して除去するとダニの体の一部が残ってしまうことがあるので
注意する。その後体調の変化にも留意する。さらに気をつけたいのが海外だ。日本以上に注意する必要がある。
日本では1956年を最後に狂犬病の発症はないが、そのような国は世界に数か国だけ。
犬だけではなく、猫、アライグマ、コウモリなどからも感染するので、海外では動物には近づかないのが一番。
疾病によっては国内で摂取できるワクチンもあるので、事前に調べて予防接種を受けることも肝心だ。
獣医師は毎日動物の病気に触れているが、ズーノーシスにはほとんどならない。きちんと手を洗うなど、
節度をもった接し方をしているからだろう。しっかり対応すれば、無用に怖がる必要はない。

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