クリニックからのお知らせ

■★脳梗塞★ ?

脳の血管が詰まる脳梗塞は中高年の病気と思われがち。
若い人でも注意が必要だ。生まれつきの要因のほか、首を回した際に動脈の膜が避ける例などもある。
脳梗塞は命の危険があり、助かってもマヒなどの後遺症が残りやすい。調子がおかしいと思ったら
すぐ医療機関を受診しよう。脳梗塞は年間約100万人が発症し、このうち約7万人が亡くなっている。
高齢になるほど多い病気だが、おおむね45歳未満で発症する脳梗塞を若年性に分類している。
年間1万人程度が発症するとみられている。脳梗塞の症状は若年でも高齢者でも同じだが、発症する原因は
異なる例が多い。中高年に多い通常の脳梗塞の主な原因は生活習慣による動脈硬化。高血圧や肥満、脂質異常、
喫煙、加齢、過度なストレスなどが発症の危険を高める。若年者では、これとは別の血管の病気などが
引き金になっているケースが目立つ。例えば脳の動脈解離。頭を打つなどの外傷だけでなく、
ゴルフや野球などの運動に首を急に回したのがきっかけで発症することもある。
発症時は引き裂かれる頭痛を伴いやすい。マッサージで首をもんだり、子供を肩車したりした際に
起きた例もある。解離は首の動きで脳動脈が引き伸ばされて裂けたと考えられている。
詳しい仕組みは分かっておらず、誰にでも起こりうると考えた方がよいという。もともと持っている疾患が
引き金となる場合もある。その一つが「奇異性脳塞栓症」だ。心臓の中で右心房と左心房の間にある
「卵円孔」という穴は、通常は生後間もなく閉じる。しかし、健康な人でも十分に閉まっていない場合が2割ほどある。
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