クリニックからのお知らせ

■★便秘30年ぶりの新薬 効果長続き★ ?
便秘治療では昨年11月、国内で役30年ぶりに新しい薬、アミティーザが発売された。
小腸に働きかけ便に含まれる水分を増やし、便を軟らかく移動しやすくするため、慢性便秘に広く効果がある。
治験では、使用開始1週間ほどで、排便回数の増加、便の硬さや形の改善などの効果が出て、1年間、飲み続けても効果が続いた。
大腸を刺激するタイプの市販薬など従来の下剤には、長期使用で効きが悪くなったり、大腸の自発的な動きが弱まったり
する欠点があるという。アミティーザは長く飲んでも効きにくくなる心配が少なく、患者の満足度も高い。
一方で、下痢、吐き気などの副作用が知らされている。胎児への影響も否定できず、妊娠中や妊娠の可能性のある女性は
服用を避ける必要がある。アミティーザを1日2カプセル飲み始めると、直後からスッキリと便が出て、腹痛もなかったという。
強い吐き気と寒気などの副作用があり、2週間ほどはつらかったが、飲み続けるうちにおさまった。
どのタイプの便秘でも生活習慣の改善も大切だ。食物線維の多い食事やおなかを働かす体操などが有効だ。
また、トイレではでは前かがみに座り、腹式呼吸を心がけるといいそうだ。1人で悩まず、市販の下剤を大量に飲む前に、
医師に相談してほしい。
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