クリニックからのお知らせ

■★お酒に強い思いこみ禁物★ ?

空腹のまま飲むとアルコールの吸収が速くなり酔いやすくなる。焼酎やブランデーなどの濃い酒を飲むと血流が悪くなるので、
水で割ったりチェイサーを飲んだりして薄めるとよい。特に気をつけたいのが食事だ。最近は油っぽい食べ物をしっかりとりながら
飲酒する人が目立つ。こうした飲食が脂肪肝の原因になりやすい。肝臓を健康に維持するのに必要なのはたんぱく質や
ビタミンなどの基本的な栄養素。お勧めは魚や大豆製品、野菜、果物などだ。アルコールの分解や肝機能の修復などが期待できるという。
締めとしてラーメンを食べるよりオレンジジュースを飲む方が健康的だ。普段から肝臓の状態を正しく把握することも重要だ。
参考になるのが、健康診断の際の血液診断でわかるγ−GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)などの肝機能を表す数値だ。
いずれも肝細胞に多くある酵素で、数値が高いと肝細胞が壊されている恐れがある。比較的わかりやすいのはγ−GTPで、
200以上が肝障害、300以上はアルコール依存度の疑いがある。ただ、これらの数値は一時的に酒をやめると下がる。
また、肝硬変の検査は一般に健康診断の項目に入っていないので、心配な人は専門医と相談しよう。
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