クリニックからのお知らせ

■★ゆるいおなか生活改善で予防★ ?
とくに男性の下痢の場合、ラモセトロン塩酸塩(商品名はイリボー錠)という医薬品の登場により、治療の選択肢が増えた。
この医薬品は、腸内で分泌されたセロトニンの働きを妨げ、便意の切迫感など日常生活に支障をもたらす症状を改善する。
最近では、病気の比較的初期からこの医薬品を使うことで重病化を防ぐ治療が普及してきた。下痢で困っていると感じたら、
生活改善にも取り組もう。例えば、毎朝トイレですっきりすることで仕事中の便意は軽減できる。毎朝、定時に起きて、
しっかり朝食をとることで腸のリズムを整う。下痢の背景に大きな病気が隠れていることもあるので注意したい。
大腸がんや潰瘍性大腸炎の症状として慢性の下痢を訴えることもある。どんな時に医者にかかればいいのか。
見落としがちなサインは体重の減少だ。腸の役割は食べ物を消化吸収し、体づくりをすること。
その機能が失われているとすれば消化器の専門家による治療が必要となる。乳児が頻繁に下痢を起こす場合、
体重が思うように増えず、心身の発達障害につながることもある。3歳以下の乳幼児の場合は食物アレルギーが
原因の場合がある。早めに小児科に相談してほしい。便の性状には個人差があるため自分は下痢体質だと思い込みがち。
腹痛などの症状がわからなくても一度は消化器官の専門家に相談し、定期的に体重を測るといった健康管理が必要だ。
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