クリニックからのお知らせ

■★ピロリ除菌:胃炎にも保険適用広がる★ ?
ピロリ除菌をすれば、その後に新たに発生する胃がんを3分の1に減らせることができる。
胃がんで亡くなる人は日本では年に約5万人。除菌で胃がんを発生を減らすことができれば、
胃がんによる死亡が減ると期待される。ただ、除菌すれば、その後の胃がんのリスクがゼロになるというわけではない。
子どもの頃にピロリ菌に感染して、長い年月の間に、がんになる前の病変ができている可能性があるためだ。
とりわけ50代以上では、除菌しても胃がんを減らす効果はやや下がってくると考えられている。
日本消化器がん検診学会も4月、除菌による胃がん発生予防効果は限定的という声明を公表して、
除菌後にも検査の重要性を訴えている。胃がんの後や胃の粘膜の萎縮が強いなどリスクが高い方は
1年に1回以上の検査を呼びかけている。

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