クリニックからのお知らせ

■★やさしいタオルの入り方★

たっぷりと汗をかくと、すっきり爽快な気分になります。汗をかく人にも、汗をたっぷりかける場所として、
人気の場所がサウナにはどんな健康効果があるのか、サウナと一言で言っても、90度近い高温のものから
50〜60度の低温、ミスト状のものなど色々な種類がある。日本サウナ・スパ協会によると、
一般的なサウナの温度は70〜90度。若く健康な人なら8〜12分入った後、広がった血管を水風呂で収縮させると
血行を促進させる効果が高い。ただし、高齢者や初心者は階段状の室内で温度が低めの下段から、
時間も短めから始めたほうがいい。体に熱を加えることで増える「ヒートショックプロテイン(HSP)」
というたんぱく質、ストレスで損傷を受けた細胞を修繕しようと働き、加齢とともに減るという。
低温サウナを使ってHSPを増やせば、免疫力のアップや疲労回復効果が期待できる。
健康な成人の研究では、体温を約38度に上げると、HSPが1・2〜1・5倍に増えた。だから、体温を
平穏より1〜2度上げることを目安にするといいという。舌先で測る体温計などを使えば確認できる。
サウナから出た後は10〜20分間、タオルケットなどで保温するのがいい。HSPの量は加温して2日後に
ピークになり、その後減少。7日後にはもとに戻る。このため、週に2回程利用すれば「HSPの量を
比較的高いレベルで保てる」という。最近は様々な温度設定のサウナを備えた施設も増えてきて、
高齢者も利用しやすくなっている。利用の際は、水分補給に注意。飲酒は厳禁。アルコールが入ると、
体温の感覚が鈍くなり、脱水症状の自覚のないまま熱中症に陥る恐れがある。死亡事故の報告もある。
高血圧などの持病がある人は、医師に相談したほうがいい。
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