クリニックからのお知らせ

■★腸の動き高める★ ?
一方で肉はどこまで食べていいのか。諸説が入り混じっている状況だが、肉は週一回に減らし、
脂のうまみを我慢できない人はコレステロール値を改善するオリーブオイルを使うパスタやサラダに
置き換えてみてはどうだろう。肉を食べるときは、その3倍の重さの野菜を包んだり、混ぜたりして一緒に取る。
伝統的な和食のように小魚や青魚に変えるのもよい。このように善玉菌が増えやすい食事をした上で、
必要に応じて善玉菌を含む食品を取ると効果的。なじみが深いのはヨーグルトやヤクルトなどの乳酸品だ。
外から取り込む生きた善玉菌は腸に着く前に死ぬことがあるが、特定保健食品(特保)の表示があれば、
便の中でも生きていることを国が審査済み。また、1日の摂取量も明記されている。
一方、日本の伝統食である漬物やみそにも豊富に乳酸菌が含まれている。海外の食品ならキムチや
ザワークラフトでもよい。乳製品のように脂肪や糖分を含まず、食物繊維を同時に取れるメリットがあるが、
塩分の取りすぎもよくないので、塩を使わない長野のすんき漬けなどがおすすめ。
最近はうま味調味料を使った漬物も多いが、乳酸菌は減るので注意したい。自分で作る場合は、
毎日しっかりと混ぜて、腐らないようにすることが大切だ。摂取した乳酸菌は便として排出されるので、
お通じの調子が良くない人は適量のヨーグルトや漬物などを毎日食べる方が良いという。
日本人が1日に出す便の量は平均で125〜180?だが、肉中心の欧米人だと100?以下に減る人が多い。
食生活が改善されると、これが200〜300?まで増えるという。便の色は黒みがかった色から
黄土色になれば、善玉菌が増えてきたことになる。
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