クリニックからのお知らせ

■★腸の動き高める★ ?
最新の10年調査では、肺がん、胃がんに次いで大腸がんの割合は3位。女性だけで見ると一位になる。
腸内で二次胆汁酸などの発がん物質を作る悪玉菌を、優勢な状態にし続けていることが原因といわれている。
腸内の悪玉菌には大腸菌やウェルシュ菌などがある。増える最大の原因は肉の食べ過ぎ。
特に赤身の肉が悪玉菌による腐敗を招く。便やおならの悪臭が気になり、便秘にもつながる。
大腸がんのリスクを上げるのは、肉やアルコールである。一方腸内の状態をきれいにして、
お通じの改善をもたらしてくれるのが、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌だ。
野菜、海藻などに多く腸内をきれいにする食物繊維を取ると乳酸菌が増え、ビフィズス菌は
野菜や豆に多いオリゴ糖を餌とする。このため、腸内環境を改善するには、野菜や海草、豆を多く取り
肉を食べ過ぎないようにすることが大切だ。健康な人の腸では、善玉菌の割合が1割以下になっている。
それら以外は日和見菌と呼ばれ、善玉菌が優勢であれば似た働きをしてくれるが、悪玉菌が優勢だと
逆の性格を持ってしまう。野菜などに含まれる食物繊維は今では第六の栄養素と呼ばれる。
日本人の食事摂取基準で1日の目標量を男性19グラム以上、女性17グラム以上と定め、1日に350?以上の
野菜を取ることを目標にしている。腸の動きを活発にする働きもあるので、便秘気味の場合は
多く含む食材を積極的に取りたい。玄米や分づき米も食物繊維が残るのでお勧めだ。
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