クリニックからのお知らせ

■★がん予防★ ?

将来推奨されるかもしれないのがコーヒーだ。肝がんリスクを下げるのはほぼ確実などの評価。
ただ海外研究では不明確とされており、今のところ習慣がない人が無理に飲むのは勧めていない。
個別の食品や栄養素ではなく、バランスの良い食事というのは分かりにくいと感じる人もいるかもしれない。
だが難しく考える必要はない。よいといわれる特定の食品ばかりを口にするのではなく、いろいろなものを食べる。
例えば季節の旬の野菜を食べる。がん予防によいといわれた栄養素が、その後、別の面では取りすぎがよくないと
分かる例もある。食事からではなく、サプリメントで大量の摂取するのも悪い影響が出る可能性がある。
サプリメント摂取の研究は根拠に含めていない。運動などの身体活動と、太りすぎないといった体形の
2項目はがんにも関係する。身体活動が大腸(結腸)がんリスクを下げるのはほぼ確実。
肥満が大腸がんや肝がんのリスクを上げるのもほぼ確実で、閉経した女性の乳がんは確実だ。
ただ、やせ過ぎはよくない。また感染の項目があるのは肝炎ウイルスが肝がんのリスクを高めるからだ。
がん予防法はそれ以外の病気予防とも重なる部分が多い。健康法として広く知られているが、
あまり実践していない人も多いだろう。だが、感染を除く「非喫煙」「塩蔵品を控える」「活発な活動」
「適正なBMI(体格指数)」の5つの健康習慣のうち実践している数が多いほど、がんリスクは低かった。
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