クリニックからのお知らせ

■★がん予防★ ?
日本人の半数は生涯でがんを患う。がん予防効果があると期待される生活習慣や栄養素に関する研究は
国内外に数多いが、欧米人中心のデータもあれば可能性を示すにとどまる効果もあり内容は様々だ。
そんな中、特に日本人で確実性の高い物を知るには、予防法が役に立つ。喫煙でがんのリスクがあるのは確実。
野菜・果物接種で食道がんのリスクが低くなるのはほぼ確実、胃がんは可能性あり。
日本人のためのがん予防法を示しているは国立がん研究センターのがん予防・健診センター予防研究部だ。
予防法は喫煙、飲酒、食事、身体活動、体形、感染の6項目。確実とされた喫煙では禁煙や、
他人のたばこの煙を吸う受動喫煙を避けるように勧める。飲酒でがん全体のリスクが上がるのも確実だ。
食事は偏らずバランスよくとることが大切だ。塩分は最小限、熱い飲食物も避け、野菜や果物は不足しないよう。
食塩は胃がん、熱い飲食物は食道がんのリスクをそれぞれ上げるのが、ほぼ確実となっている。野菜・果物を
取ることは、食道がんや胃がんで評価が出ているほか、果物だけだが肺がんのリスクが低くなる可能性がある。
一般に焼き魚などの焦げを避けた方がよいといわれるが、特に推奨していない。
これも疫学研究で検証できてないためで食べても大丈夫と評価したわけでもない。予防法は確実性の高いものを
示しており、入ってないのは良いものとも悪いとも判断してない点に注意する必要がある。
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