クリニックからのお知らせ

■★膀胱がん★ ?

がんがまとまった場所にあるなど一定の条件を満たした上、線量を従来の3分の2程度に抑えた放射線治療と
低用量の抗がん剤投与を約4週間続けて病巣がほぼ消えた患者が対象。小さくなったがん細胞を内視鏡手術で
部分削除し、膀胱の機能は維持する。低量の放射線治療は通常と比べて頻尿などの副作用がほぼ抑えられるほか、
小開腹で、腹腔鏡手術のような二酸化炭素の注入もないため合併症が少なく回復も早い。
これまで実施の5年後生存率は100%で再発もないと全摘出の対象とされる浸潤性のがん患者の4割ほどは
膀胱を温存できる。ただ、この治療法は、患者に適するかどうかを判断するために、がんの形状や
病理の診断で高い精度が求められ、実施施設が限られている。高齢化が進む日本では、
今後さらに体への負担が少ない治療法が求められる。
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