クリニックからのお知らせ

■★この時期熱中症に注意★ ?

各地で蒸し暑い日が続く中、熱中症で病院に運ばれる人も増えている。
体温が上昇してめまいや体のだるさ、意識障害などをもたらす。熱中症のピークは毎年7〜8月で、
特に梅雨が明けて急に暑くなる日や猛暑日が危ない。熱中症は高温多湿な環境で、
体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなくなったりして発症する。
体温が上がり、めまいや汗の量、頭痛、吐き気、体のだるさを引き起こす。
重症だと呼びかけても反応がおかしかったり、けいれんを起こしたりして死亡するケースもある。
空梅雨で暑くて湿度が高い。日照時間が長い中で暑さ慣れができていないのが原因。
死者は昨年が720人、毎年多い。患者の約半数は65歳以上。高齢者は暑さや水分不足に対する
感覚が若い人より低く、体の調節機能が低下しているためだ。ただ、18〜65歳未満も
約3分の1を占め、小中高校生や体温調節機能が未発達な乳幼児でもかかる例がある。
年齢ごとにかかりやすい状況が異なる。高齢者は家庭で、成人は仕事などの作業中、
若者は運動しているとき、乳幼児は車内で発症しやすい。熱中症を予防するには暑さを
避けることが大切だ。気象庁は昨年から当日もしくは翌日の最高気温がセ氏35度以上になりそうな場合、
高温注意報を発表し熱中症への警戒を呼びかけている。ただ、気温がそれほど高くなくとも
湿度が高いと熱中症の危険性は高まる。
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