クリニックからのお知らせ

■★制汗剤★ ?
注意したいのは、軽度の体臭やワキガでない人が強い殺菌作用の製品を使うこと。
通常はブドウ球菌という常在菌が別の強い菌の繁殖を防いでいるが、
殺菌成分の強いものを使い滅菌状態が続くと、黄色ブドウ球菌など強い菌が繁殖する可能性がある。
これでは逆効果。今まで以上臭いが強くなってしまう。制汗スプレーを全身にするのはいけません。
汗腺をふさいで、体温調節にも影響します。ワキや足などの局所使用にとどめ、帰宅したら拭き取る。
局所だけでも3日に1日は制汗剤を使わない「休制汗日」を設けるのも大切だ。
気になる人は、肌でなく、衣類にスプレーする制汗剤を使いましょう。汗を抑えるにもコツがある。
出た汗をすぐ拭いてしまう人がいるが、これはよくない。汗が気化しないうちに拭き取ると、
体温は下がらず、また汗が噴き出す。ぬれたハンカチで拭くのがいい、水分を控えるのも間違い。
脱水症状の危険だけでなく、汗が臭くなることをある。疲労や緊張、ストレスも汗を臭くする原因だ。
よい汗をかくには汗腺の機能を高めること、風呂場での汗腺トレーニングを2,3週間続けると効果的だ。
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