クリニックからのお知らせ

■★パーキンソン病の新薬★ ?
新薬はドーパミンとは作用が違うアデノシンという物質の働きを抑制し、減ったドーパミンとの
バランスを回復させて運動機能を改善させる。臨床試験に参加したほとんどの患者は、
「L-ドーパ」を含めた複数の薬を併用していたため、既存薬と一緒に使える薬だという。
確実にオフ時間は短くなっている。「L-ドーパ」や「ドーパミンアゴアニスト製剤」で効果が
不十分になった場合に使いやすいという。まだ日本の患者しか使えない。既存薬にない
新しい作用の仕方を薬だけに、使い方を模索しながら検証していく。日本生まれの新薬が病気の
新しい治療薬として世界に普及するかもしれない。このほかにも、2010年以降、効果の持続を
目指した薬が相次いで登場している。1回の服用で効果が長く続く徐放性のドーパミンアゴニスト製剤
が増加。2月はには皮膚に貼るタイプも発売された。仕事中に薬が切れて動けなくなるなどの緊急時の
ために自分で注射効果が約1時間続く薬も使えるようになった。このほか手術療法もある。
治療の種類が増えたことで、うまく選びながら治療し続ければ発症してから15年〜20年は元気に
日常生活過ごせるようになった。最近海外で実施されている臨床試験の結果から、パーキンソン病と
診断されたらできるだけ早期に治療を始めたほうが、病気の進行がゆるやかになり、
症状の経過が良いことがわかってきた。ただ、パーキンソン病の患者の症状は、千差万別。
薬の効き方や副作用の出方も個人差が大きい。薬の使い分けがカギ。なんでも相談できて
納得のできる治療法を探してくれる主治医を探してくれる主治医をみつけることは大切。
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