クリニックからのお知らせ

■★塩分摂取について★ ?
この場合、日本高血圧学会のガイドラインでは、食塩は1日6?未満と定めている。夏場のメニューなら、
薬味や酢を上手に使って減塩するのがコツ。そうめんや冷やしそばなどの麺類では、
ミョウガやネギ、シソでで辛みを出すと、つゆが薄くても舌が満足できる。うまみ成分豊富なゴマを
麺に絡めると、さらに味が出る。ついつい濃い味になってしまいがちないため物でも工夫。
塩コショウを控えめにして酢を加えると、酸味がツンと抜けて涼しさが出る。かつお節でうまみ成分を
足すことも有効だ。このほか、キュウリやナス、トマトなどの夏野菜は塩分を輩出しやすくする
カリウムを多く含むので、減塩の味方になる。一方、夏場は減塩によって熱中症のリスクが高まるのでは、
という声も聞く。大量に汗をかくと体内の塩分が失われ、体の機能が低下するからだ。
家庭や会社にいる時間が長い人は意識して塩分を取る必要性は少ない。極端な減塩でない限り、
普段の食事で必要な塩分量は十分摂取しているので、じんわり汗をかく程度のなら問題ない。
30分ごとにコップ半分の水を飲むなど、こまめな水分補給を心がければよいという。
ただ、外で長く歩くなどして大粒の汗をかいた時は対応が必要。汗には1?あたり4,5?の塩分がある。
屋外では1時間に1?以上の汗をかくことがありスポーツ飲料などで塩分や糖分を補給するとよい。
血圧や血糖値が高い場合はスポーツ飲料を2倍程度に薄めるとよいそうだ。ただし、通院している場合は、
事前に医師と相談することが大切だ。喉が渇く前に水分を取る。炎天下での長時間の活動は避ける。
こういった基本的な熱中症対策をした上で、体と塩分の関係を頭に入れておくといいだろう。
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