クリニックからのお知らせ

■★塩分摂取について★ ?
高血圧につながる塩分の取りすぎに注意しよう。一方、塩分は血液などに含まれる重要な成分なので、
熱中症対策としては適量の摂取が勧められる。では、そのバランスはどうとればいいのか。
塩分との上手な付き合い方をまとめた。血液や胃酸の原料になったり、体内の水分調節を
したりしている塩分は、体に必要な成分だ。問題なのは取りすぎること。成人1人あたりの平均摂取量は
男性が11.4?、女性は9.6?。厚生労働省が男性9?、女性7.5グラムと定めた目標を大きく上回る。
日本は他の先進諸国と比べても摂取量が多い。しょうゆやみそなど、塩分を含む調味料が多いことが
背景にあるといわれる。摂取量が多いと、特に心配なのが高血圧だ。血中の塩分が多いとき、
塩分の割合を下げようとして血流が増え、血圧が上がる。高血圧は動脈硬化、心筋梗塞や脳卒中などに
つながる危険があり、普段の生活では減塩を意識したほうがよい。味噌やしょうゆなど塩分が多い
調味料はもちろん、どんな食品に塩分が多く含まれているかが頭に入っていると減塩に取り組みやすい。
高血圧対策や減塩といった言葉が入ったレシピを見て調理したり、高血圧治療用の冷凍食品や宅配食などの
減塩食を試したりする方法もある。最近の減塩メニューはおいしく感じられるよう、工夫を凝らしている。
それでも味付けが物足りないと強く感じるなら、塩分の多い食事を普段食べている証拠だ。
自分の血圧を把握することも大切。高齢者なら最高血圧が140以上、最低血圧が90以上。
若年・中高年層なら最高130以上、最低85以上の場合、より一層の注意が必要だ。
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