クリニックからのお知らせ

■★夏の入浴の心得★ ?
では、どんな点に気をつけて入浴すればよいのか?38度以下のぬるめの湯に10〜15分つかるのがお勧めだ
副交感神経などの働きでリラックスできる。特に、みぞおちあたりまでつかる半身浴で20〜30分入るのが効果的
だという。肩までつかる全身浴と比べ、体への負担が少ない。熱めの湯が好きな人は、さっとつかる程度にしよう。
ぬるめの湯で半身浴を実践すれば、体温調節機能の向上にもつながる。健康な人は体温上昇にあわせて汗も
少しずつ出るが、高齢になると、汗をかく機能が衰えてしまう。そこで体をあつさに少しずつ順応させれば、
上手に汗をかけるようになる。暑熱順化と呼ぶ方法で、皮膚の血流量が増えやすく、汗をかいて効率よく
体温を下げられるようになる。発汗機能を高めるには、ウオーキングなどの軽い運動が有効だが、
ぬるめの湯につかり汗を出すことでもある程度の効果が見込めるという。入浴時の注意点も忘れないようにしよう。
最も大切なのが水分補給だ。入浴前後に水分をとれば、脱水症状などのリスクを下げられる。また、浴槽から
出る際はすぐに立ち上がらないようにする。もし意識が薄れるなど危ないと思ったらすぐに浴槽の栓を抜いて
水を抜く。立ちくらみが出たらしゃがむ。こうすれば事故予防につながる。食後にすぐ風呂に入ると
血圧が変化しやすいので、なるべく避ける。正しい入浴法を心がけて心身を癒し、夏を乗り切る力にしよう。
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