クリニックからのお知らせ

■★細菌とウィルスの違い★
細菌とウィルスはどう違うか?細菌はゾウリムシなどと同じ単細胞生物だ。
でもゾウリムシや動物の細胞に比べ、ずっと小さい。構造は比較的単純で、栄養があれば
単独で生きることができ、細胞分裂で増える。ウイルスは単独では生きられず、他の生物の細胞に
寄生して増える。遺伝子は持っているけど、細胞がないので生物扱いされないことも多い。
どっちも病気を起こす。ウイルスはもともと、細菌が通過できない濾過器を通り抜ける
小さな病原体として報告された。抗生物質は一般的に最近の細胞壁を壊して細菌を殺す。
インフルエンザなど細胞壁のないウイルスが原因の感染症に抗生物質は効かない。
パンドラウイルスは細胞がないからウイルスだろうけど、ウイルスにしてはDNAも以上に大きい。
遺伝子配列の93%はこれまで知られたどの生物のものとも似ていない。最新の学説では、
生物は動物や植物などの「真核生物」と「細菌」、熱水噴出孔など極限環境に済む「古細菌」の3つの
大分類(ドメイン)に分けられる。巨大ウィルスは第4のドメインの存在を示しているかもしれない
と言われている。
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