クリニックからのお知らせ

■★糖尿病★

2型と呼ばれる通常の糖尿病予防の治療の基本は体重管理と食事、運動だ。肥満ややせを示す指標として
広く使われているのがBMIだ。BMIが23以上だと、たんぱく尿が現れたり脳卒中などが増えたりすることから
糖尿病治療時体重管理では22を目安とする。BMI18.5未満がやせで逆に25以上だと肥満に分類される。
糖尿病が分かったり血糖値が高くなってきたりした際に肥満の範囲だったとしたら、体重の5%をめどに
減量を目指す。それが難しければ、まず3%減を目標にする。体重の3〜5%は通常2〜4??に
すぎないが、この程度の原料で血糖値などが大きく改善することが多い。減るのは主に脂肪だからだ。
年齢を重ねるなどで筋肉量が減って、同じ体重でも脂肪の量が増えていることがあり、注意が必要だ。
BMIが22以上だが肥満ではない人でも下回らない範囲で1〜2??減らす利点はある。
100〜200??単位で測れる体重計で、いつも同じ時間帯に測るのがよい。
月に1??程度のペースで、最初の半年ほどが重要だ。リバウンドに注意する。1??を減量した場合、
腹囲は約1??小さくなる。体脂肪率は体の中の脂肪が体重に占める割合だ。家庭などで普及している
脂肪計は、脂肪の電気抵抗が筋肉などにより大きい性質を利用して脂肪量を推定し、体脂肪率を求めている。
個人による偏りや1日の中でも変動があるので、参考程度としたい。BMI25以上は肥満だと記したが、
欧米人は30以上から肥満となる。これは体格と健康の関係が人種間で異なることを反映したものだ。
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