クリニックからのお知らせ

■★心の不調に食生活が影響か?★ ?
暑さが一段落すると、急に疲れを感じがち。そんなときは身体だけでなく、
精神的にも不安定になることがある。不眠や倦怠(けんたい)感、気持ちが落ち込むなど。
心の病気かもしれないと不安になったら、まずは食生活を見直してみてはどうだろう。
ダイエットや食欲不振による栄養不足、甘い物の取りすぎは要注意だ。
夏の疲れがたまってくるこの時期は体調不良ばかりでなく、心の不調に悩む人もいる。
その背景には食生活の乱れがひそんでいることもある。残暑が続くと食欲不振に陥りがち。
朝食は食べないかトースト1枚、ランチはそうめん、夕食は残業しながらコンビニのおにぎり
というふうに、炭水化物中心の食生活だとエネルギー不足に陥り、精神的にも疲労感が慕ってくる。
糖質は脳にとって唯一のエネルギー源。だが、分解してブドウ糖にするには豚肉や豆類などに
含まれるビタミンB1が不可欠で、おかずを食べないと脳の働きが阻害されてしまう。
ビタミンB1はアルコールを分解するときにも消費される。つまみを食べずにお酒をたくさん飲むのも
考え物だろう。甘いジュースやお菓子の糖質にも注意したい。低血糖症のリスクだ。白砂糖は素早く
ブドウ糖に分解される性質がある。取りすぎて血糖値が急上昇すると、すい臓からインスリンという
ホルモンが分泌され、急速に血糖値が下がることがあり、不安感や倦怠感、眠気などが引き起こされる
場合もある。低血糖状態が続くと、今度は血糖値を上げるアドレナリンが増え、興奮や心の不安定に
つながることもある。甘い物を食べると快いと感じるひともいるが、食べ過ぎると後で情緒不安定に
陥ることがある。
Topページに戻る