クリニックからのお知らせ

■★睡眠薬の効果と仕組み★ ?

もう一つの仕組みである体内時計中枢には、「メラトニン受容体作用型」という薬が効きます。
体内時計の乱れを徐々に改善するため副作用は少なく、より自然な睡眠を誘うタイプ誘うタイプです。
日本では「ロゼレム」という薬が2年前に承認されました。最低でも1週間以上使わないと
効果が出てこない。処方箋が無くても薬局で買える薬の中にも、睡眠を促す薬があります。
「ドリエル」などがそうです。これは、風邪薬やアレルギーの治療薬を飲んだときに眠くなるという
副作用を積極的に利用したもので、覚醒中枢の働きを部分的に抑えます。薬局で買えますが、
常用すると効果が薄れるため、週に3日以上の不眠が4週以上続くような人は、病院を受診したほうがいい。
睡眠薬に頼るだけでは不眠症はよくなりません。薬を使いながら、毎日同時刻に起きたり、
昼間の運動をしたり、寝る前にぬるめのお湯で入浴したり、眠りやすい生活習慣をつけることが大切です。
睡眠薬は一時的に使うもの。眠る自信をつけ、自然に眠れるようになるために使いましょう。
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