クリニックからのお知らせ

■★睡眠障害を起こす様々な病気★ ?
夜中に目が覚める、昼間に眠気を感じる。こんな睡眠の悩みを感じる人は多いだろう。このような
睡眠障害を起こす病気のケースも少なくなく、最近では専門外来を設ける医療機関が増えている。
診療科を超え、連携して治療に当たる動きもある。5人に1人が睡眠に悩んでいると言われる中、
厚生労働省も快適な睡眠方法など睡眠指針の改訂に乗り出した。横になると脚に嫌な感じがして、
動かずにいられなくなるレストレスレッグス症候群がある。安静にしていると脚がムズムズするなど
異常な感覚を覚え、じっとしていられなくなる症状で、原因は体質や鉄分不足。患者は30〜40人に1人で、
特に、胎児に鉄分を取られる妊婦の患者は5人に1人とされる。睡眠薬だけでは治らず、
異常な感覚を抑える服用薬が必要だった。診断で不眠の原因を特定できなければ誤った
治療を選択してしまうこととなる。薬だけでなく正しい睡眠習慣を指導する体制が必要。
また高齢になるほど睡眠障害の頻度は高くなる。入眠から目覚めまでの時間が長いためだ。
睡眠時間の環境、ストレス、生活習慣、薬の副作用。様々な要因が招くといわれ、
最近では不眠症があると糖尿病などになるリスクが1・5倍以上に高まるという生活習慣病との
関連も指摘される。不眠症のほか、日中に急な眠気に襲われる「仮眠症」や睡眠中の呼吸が
妨げられる「睡眠時無呼吸症候群」(SAS)など睡眠障害は様々。正確な診断や適切な治療に向け
複数の診療科が協力する動きも出てきた。快眠センターには呼吸器内科、歯科、耳鼻咽喉科、
精神科んど複数の専門医が所属する。患者の症状に応じて対応する医師が異なる。
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