クリニックからのお知らせ

■★心臓の動機にご用心★ ?
心臓病以外の原因もある。女性では妊娠中や更年期に動悸が起きるケースがある。
体内のホルモンバランスが崩れるのが原因とみられる。甲状腺ホルモンがたくさん作られて
しまうバゼドウ病でも動悸が起きやすい。鉄分不足などによる貧血が引き起こすこともある。
薬の副作用にも注意したい。糖尿病の薬による低血糖、ぜんそくなどの薬による血管拡張に
よって動悸になるケースもある。パニック障害に代表される心理的な不安から起こることも多い。
こうした知識を持っていると、心臓がドキドキしたときに、何が原因か考える契機になる。
ただし自分で判断しないで、医師に診てもらうことが大切だ。動悸の原因を知る手がかりは
心電図が一番だが、それが難しい場合は脈拍も役立つ。測る際は、まず全身を楽な姿勢にして
手のひらを上に向ける。次に手首の親指のつけねあありに、もう一方の手の人差し指、中指、
薬指を添えて脈を診る。即提示のポイントは、日ごろの脈拍と比べて脈の動きが速い遅いか、
突然脈拍が飛ぶかなどだ。家庭用血圧計や脈拍計などを活用するのも手だ。動悸は原因が
様々なので予防は難しい。ただ、日ごろから適度に運動する習慣をつけておくとよいという。
運動には心肺機能を強くする効果があり、生活習慣病の予防にもつながる。
ウオーキングやジョギングなど酸素を体にたくさん取り込む持続的な運動がおすすめだ。
体が楽に感じる程度から少しきついと感じる程度の運動がひとつの目安だ。心疾患や高血圧の
人や高齢者は医師に相談し、無理のない運動をするよう心がけたい。
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