クリニックからのお知らせ

■★海外旅行の予防接種について★ ?
年末年始に海外旅行を計画している人もいるだろう。海外では思わぬ感染症にかかる
リスクがある。日本で予防接種をしておけば防げる例もあるので、大学や民間の
病気などが設ける渡航者向けのトラベルクリニックなどを訪れて医師の助言に耳を
傾けたい。日本人は海外旅行先での感染症などのリスクへの意識が足りない。
海外に出発する前にかかり医やトラベルクリニックに相談し対策を講ずるのは約2%。
欧米の30〜50%程度に比べるとかなり低い。予防用のワクチン接種に対する意識も低い。
衛生状態が良い日本では忘れがちだが、海外では地域により様々な感染症が流行している。
例えばブラジル渡航を予定する人は黄熱とA型肝炎、破傷風などのワクチンを接種したほうがよい
黄熱ウイルスを持つ蚊に刺されてうつり、死亡するケースもある黄熱病は南米やアフリカで
感染リスクが高い。食べ物で感染するA型肝炎も同様で、滞在期間にかかわらずワクチン接種が
勧められる。破傷風菌は世界中の土壌に分布しており、ケガをする危険はだれにでもある。
各種のワクチンの費用は自己負担で、接種回数も種類により異なる。合計で数万円になる
ケースもある。どのワクチンを接種するかは医師に相談して決めよう。
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