クリニックからのお知らせ

■★パーキンソン病★ ?
パーキンソン病の治療では、早めに運動療法などのリハビリを行うことも重要になる。
姿勢を正す訓練やストレッチなどが中心だ。薬物療法とリハビリは治療の両輪だ。
薬で体を動かしやすい状態をつくり、その上でリハビリをすることが改善への近道である。
パーキンソン病は運動障害があるため、全身の活動量が落ちてしまいがちだ。
そうなると、体がますます動きにくくなってしまうからだ。すり足で歩幅が小さくなったり、
声も小さくなってしまったりする人もいる。運動療法や発声練習は理学療法士や言語聴覚士
などの指導を受けて行うとより効果があがる。自宅でも家族にみてもらって散歩やラジオ体操
などで大きく体を動かしたり、録音して自分の声を聞いたりして、訓練する習慣をつけると
いいという。脳に電気刺激を与えるなどの手術もある。感知するわけではないが、症状を
改善させる効果は確認されている。Lドーパがよく効き十分に薬物療法をした後、
薬の効果切れで困っている人などが対象になる。様々な治療を組み合わせることで、
発症から10年ぐらい過ぎても、病院に一人で来ることができるような人も増えてきた。
前向きな気持ちで治療をすることが必要だ。
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