クリニックからのお知らせ

■★冬はインフルエンザの季節★ ?
冬になると必ずといっていいほど話題にのぼるインフルエンザ。毎年12月から3月ころに
かけて猛威をふるい、日本だけでも年間およそ1000万人がかかる病気だ。
インフルエンザは、いったん流行し始めると短期間で一気に広がるので注意が必要です。
今年も流行が懸念されますが、いつどのようなウイルスが出現するのか、はっきりと予測する
ことができません。ですから、日頃からきちんと予防することが大切です。
なぜインフルエンザは冬に流行するのだろうか。ウイルスとは、生物の細胞のなかで
増殖しようとするとする構造体で、空気中を浮遊しながら寄生できる場所を探している。
冬は空気が乾燥しているのでウイルスの動きが活発になるうえ、乾燥した場所では長く
生存しやすいので感染する可能性が高くなるという。乾燥するとのどの粘膜が乾き、
ウイルスが体内に入りやすくなるのも原因のひとつ。免疫力が低下していたり睡眠不足が
続いていたりすると体の機能が弱まるので、無理のない生活を心がけてください。
インフルエンザウイルスに感染するルートはふたつある。「飛沫感染」と「接触感染」だ。
せきやくしゃみをすると水滴(飛沫)が飛ぶが、感染した人の水滴にはウイルスが
含まれているので、それを別の人が吸い込むと感染してしまう。これを飛沫感染という。
もう一つは、感染した人がウイルスのついた手で周りのものに触り、そこから別の人に
感染するもの。これを「接触感染」という。人にもよりますが、一般的にせきやくしゃみで
飛沫がおよぶ距離は1.5?ほどといわれます。感染した人が他人にうつす可能性が
最も高くなるのは、発症して1、2日目くらい。感染したらマスクをして飛沫が散るのを
最小限に抑えるとともに、適度な湿度を保つようにしてください。加湿も大切な要素です。
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