クリニックからのお知らせ

■★脳ドック受診について★ ?
標準的な脳のデータと検査を受けた人のデータを比べ、萎縮の程度を0〜3の数値で表示する。
1以上だと萎縮が疑われ、数値が大きいほど問題があるとされる。ただし脳の形には個人差が
あるので、最後は医師が画像を見て判断する必要がある。ソフトは50歳以上向け。
30〜40代でも脳の萎縮を心配して検査を希望する人が多いというが、正しい判定が出ない
かもしれないと知っておきたい。50歳以上でも「脳に萎縮が見つかれば必ず認知症と
いうわけでもない。例えば飲酒量が多い人は前頭葉に萎縮がみられる場合があるが、
認知症には直結しない。主にがんの早期発見のために使う、陽電子放射断層撮影装置(PET)と
コンピューター断層撮影装置(CT)を組み合わせた「PET-CT」の画像が役立つこともある。
がん検査よりも少し長く時間をかけ、頭部の画像をとる。脳をスライスした画像で、
働きが悪い部分などが見える。アルツハイマー病に至っていない軽度認知障害を把握できる
可能性がある。脳ドックは最先端の診断機器やシステムが次々に導入されている。
大切なのは画像をきちんと読み取れる「読影」の専門家や、検査結果から病気との関連を
判定できる医師がいるかどうかだ。日本脳ドック学会の認知施設は参考になる。
新設の病院などはリストに入っていない場合があるが、医療機関のホームページなどで
脳や神経の専門医がそろっているかをあらかじめ調べるとよいだろう。
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