クリニックからのお知らせ

■★舌は内臓の鏡★ ?
体調の変化が真っ先に現れやすいのが口の中が。下の色や形などを観察して健康状態を
知る診断法が重視されている。口臭も強まることがある。深刻な状態になるのを
避けるためにも、口の中をチェッくする習慣を身につけたい。舌を見る「舌診(ぜっしん)」
は中医学・漢方の重要な診断方法の一つだ。舌の色や形、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌表面
の白っぽい付着物の状態などから体の異常を見分けている。気虚は特に最近の若い人に
多くみられる症状で、早めに対処した方がよい。このほか、舌苔がはがれやすく
ボロボロの時は、食べ過ぎや飲みすぎなどで消化器系に負担がかかっているという。
舌がはれていたり歯型が付いていたりすると、体力が落ちて余分な水分が身体にたまって
いる恐れがある。舌が紫色や紫のの斑点がある場合は、血行の悪化などが懸念される。
また、舌がひび割れているのならば、栄養や水分が不足している可能性が高い。
舌の先に赤い斑点やブツブツがあれば、感染症や精神面の不調が関係しているかもしれない。
舌診はレントゲンやコンピューター断層撮影装置(CT)などを用いた画像診断と異なり、
どの臓器にどんな異常があるのか正確に見分けるのは難しい。しかし内臓や血管の
ちょっとした異変から、病気になる一歩手前の未病を発見できる。専門家以外でも知識を得て、
自分の舌を毎日見続ければ、健康状態を見分けることができるようになるという。
ただ舌は朝や夜、食事の前後などで状態が変わりやすい。
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