クリニックからのお知らせ

■激しい気象変化は関節リウマチの症状を重くする

季節の変わり目に悪化する病気の一つに関節リウマチがあります。
雨の日や気温の低い日には症状が重くなるので、冬や梅雨時は要注意なのですが、
寒暖の差が大きくなることがある春先も持病としてかかえている人にはつらい時期です。
関節リウマチの原因は、免疫の異常と考えられています。
低温などの刺激によって関節部分で免疫部分が強く働いて炎症が起き、腫れや痛みをもたらします、
炎症が進むと骨が破壊され、関節が変形してしまいます。
患者の約8割は女性で、30〜50歳代に多く見られます。
関節リウマチの初期にみられる特徴的な症状は、朝目覚めたときの手指のこわばりです。
関節が動かしにくい状態が1時間以上続きます。ほかの関節にも現れるようになり、疲労感や微熱、
食欲不振なども伴うようなら専門医を受診しましょう。現在の関節リウマチの治療法の考え方は、
早めに抗リウマチ薬を使って炎症を抑えることが重要とされています。
Topページに戻る