クリニックからのお知らせ

■★良い眠りについて★ ?
体温は活動する日中は高く、夜になると低くなる。この高低差が大きいほど眠りは深くなる。
日中にできるだけ体を動かして体温をしっかり上げておくのも、うまく熟睡できるようになるコツだ。
毎日いい眠りを続けていくには、よく日光を浴びることも大事だ。体内時計は24時間よりも長い周期
なので、放っておくと遅寝遅起きにズレていく。これを24時間周期に強力にリセットしてくれるのが
朝の光。まずはカーテンを開けて光を浴びるようにしよう。月経周期の高温期であっても、日中、
積極的に日光を浴びると、夜間の体温が下がりやすくなるそうだ。眠れないとき、心の面で
注意したいのが、うつ病だ。うつ病の初期には、感情や意欲に関する訴えより、ぐっすり眠れない、
熟睡感がないなどの訴えのほうが多い。ちゃんと寝ているはずなのに疲れが取れない、食欲が出ない、
気分が晴れない、仕事の効率が落ちたなどの症状がある場合は、うつかもしれない。
無理をせず、専門家に相談しよう。また、うつには季節性のものがある。
冬になると朝起きるのがつらい、眠気が強い、無性に甘いものが食べたい、疲れやすいといった
症状があるなら、「冬季うつ」の可能性がある。一番の原因は日が短くなること。春の訪れとともに
次第に日が長くなっていくと、体調が少しずつ上向きになり、睡眠の質もよくなる。外に出て
積極的に日光に当たることが大切。あまり心配事を抱え込まず、野外に出て活発に体を動かす。
気持ちのいい眠りは、健康な日々の暮らしの中にある。
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