クリニックからのお知らせ

■★肝臓の多様な働き、血液検査で調べましょう★
肝臓は約1キログラムもある大きな臓器だ。体内に入ってきた栄養素を変化させたり、
薬物や毒物を解毒したりする。このほかに、出血を凝固因子を作る、血液量を調整
する、など数多くの働きがある。体内の工場と呼ばれるほどだ。肝臓はウイルス、
薬物、アルコールなどによって障害をうけることがあり、急性肝炎、慢性肝炎、
肝硬変、肝がんなどの病気になる。こおうなると、体がだるい、食欲がない、
微熱がある、といった症状が現れる。こうした症状がほとんど出ないケースも
少なくないが、それでも油断は禁物だ。日本酒換算で毎晩3合以上のアルコールを
取り続けた場合、10年も経てば取り返しのつかないダメージを肝臓が受けてしまう。
肝機能を調べる血液検査の項目には、GOT、GPT、LDH、γ-GTP。これらに多少なりとも
異常が肝要だ。放っておくと肝硬変なり、完治が難しくなる。
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