クリニックからのお知らせ

■★脳卒中予防の為の生活習慣★ ?
脳の血管が詰まったり急に破れたりする脳卒中は、再発しやすい病気だ。
患者の2人に1人は10年以内に再発する。中には何度も起こす人がいる。
下地となる生活習慣や病気を持っているのが主な原因で、初めてのときより
重い後遺症が出たりする。生活習慣を改善し、処方された薬をのみ続ける
ことで再発の危険性を減らしてほしい。脳卒中の年間発症者数は推計で
約30万人。亡くなる人は約12万人上る。中高年に多い病気で、
死因としてはがん、心臓病、肺炎に次ぐ。脳卒中で飲み込む能力低下し、
肺炎になることもある。脳卒中の治療中の治療法は進化しているが、
運よく助かったとしてもまひなどの後遺症が出やすい。脳卒中は3つに分けられる。
脳の血管が詰まる脳梗塞、細い血管が破れる脳出血、脳の表面を走る
大きな動脈にできたこぶが破れるくも膜↓出血だ。このうち、脳梗塞が
全体の約七割を占めており、脳出血は約二割、くも膜下出血は約一割だ。
3タイプとも再発しやすいが、特に再発率が高いのが脳梗塞で、
1年以内でも10年に1人は再発している。再発すると重症化する例も
多い。特に1度目とは反対側に再発が起こると、両側のまひや言葉の
障害など重い症状が出る。脳梗塞の中でもタイプがいくつかあり、
心臓に出来た血栓が脳の動脈に流れ込んで起こるタイプは、
特に重病化しやすい。高血圧が原因で脳の細い血管が傷ついて起こるタイプ
は、症状は比較的軽いものの、繰り返すと認知症に繋がることもある。
一般的な脳梗塞の主な原因は生活習慣による動脈硬化だ。高血圧や糖尿病、
高コレステロール、喫煙が動脈硬化の4大危険因子という。このほか、
加齢や過度なストレスなども発症の危険を押し上げる要因だ。
Topページに戻る