クリニックからのお知らせ

■★夏の結膜炎の予防策★ ?
朝起きると普段より目やにが多く、まぶたが開きづらい。こんな目の症状が見つかったら
結膜炎を疑ったほうがいい。休日や学校などでプールに入ることが多い夏場はウイルスが
活発で、結膜炎に感染しやすい。放っておくと症状が悪化することもあるので、なるべく
早く病院で検診を受けたほうがいい。他の人にもうつりやすいため、感染予防を徹底
したいところだ。結膜炎はウイルスや細菌、ハウスダストなどで、結膜が炎症を起こす
病気だ。結膜と目の充血、目やに、涙、異物感、かゆみ・・・。結膜炎の症状は様々で、
ひどくなると出血や発熱、白目のむくみなどを伴うものもある。結膜炎は大きく分けて
「感染者」「アレルギー性」の2種類があるが、感染性の中でもウイルスが原因で発症する
結膜炎は、学校や職場、プールなどで感染が広がる。集団発症で学級閉鎖に一時的に
追い込まれるなどのケースもある。ウイルス性結膜炎をさらに細かく分類すると、一般に
「はやり目」とも呼ばれる「流行性角結膜炎」や、発熱と喉の痛みを伴う「いんとう結膜炎」
などがある。後者は「プール熱」の別名がある。特に注意が必要とされるのが、感染力が
強いアデノウイルスで発症する流行性角結膜炎だ。約7日間のウイルス潜伏期間を経て発症
する。症状としては目の充血やめやにに加え、まぶた裏側の結膜に袋状のブツブツができたり、
耳の前のリンパ節が腫れたりすることがある。症状が悪化すると角膜が濁って視力が下がって
しまうこともある。最初は片目だけでも数日後にもう片目で発症することもある。残念ながら
ウイルス性結膜炎に効く特効薬は今のところなく、点眼薬を使って炎症や症状の悪化を抑える。
多くの場合、10〜14日程度で症状は治まる。基本的には自然に治るまで待つしかないという。
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