クリニックからのお知らせ

■★胃の不調の原因のピロリ菌感染とFD★ ?
FDには「胃の動きが悪くなる」タイプと、「胃粘膜の知覚過敏」タイプがある。
前者では「食後の胃のもたれ」「食後のときの早期満腹感」が、後者では
「みぞおちの痛み」「みぞおちの灼熱感」が起こるのが特徴だ。これらの症状のうち、
1つでも3ヶ月以上続くよりようなら、FDの可能性がある。FDの症状を悪化させる
大きな要因はストレスだ。ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れるFDによる
不調を治すにはまず生活習慣の乱れを正して体にストレスをかけないようにように
することだ。第一に心がけたいのが、規則正しい生活。十分な睡眠で1日の疲れを取り、
さらに、運動する習慣をつける。ただし、つらいと感じたりする運動は逆効果だ。
食事の量は腹八分目。ゆっくりかんで食べ、胃への負担を軽くする。アルコールや塩分を
過剰に取りすぎると、粘膜が荒れて、胃の運動が悪くなるので気をつけよう。
不調には食あたりや睡眠不足、過労など、何らかのきっかけがあるはず。
それを見つけ、避けることも大切。治療もじっくり腰を据え、自分に合った
治療薬を見るけることも重要。良くならないからとすぐに医療機関を変えない方がいい。

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